株式会社メンテック – 企業価値協会 Skip to content

株式会社メンテック

2024

株式会社メンテック
東京都千代田区丸の内1-6-5丸の内北口ビル2階
TEL: 03-5220-4710
https://www.maintech.co.jp

代表取締役社長 関谷 宏

代表取締役社長 関谷 宏

2024年 認定

代表取締役社長 関谷 宏
創業:1967年
主たる事業:製紙プロセスにおける汚れによる生産性低下に対する技術的な問題解決・コンサルティング装置と薬剤および、自動化に向けた次世代統合システムの開発・提供

『地球に優しい紙作りのコンサルティング・パートナーとして、世界の製紙会社と共にリサイクル社会を実現します。』
 古紙原料には宛名シール等の粘着物が含まれるため、古紙リサイクルを行う製紙工場の現場では、その粘着物がマシンに付着することで引き起こされる欠点・断紙が最大の課題です。メンテックはオンリーワン技術であるドライパート汚れ防止技術 DSP (= Dryer Section Passivation) により、マシン汚れを解消し、欠点・断紙に対してのソリューションを提供。お客様の生産性向上を実現しています。
 近年では、製紙業界の抱える社員高齢化、厳しい労働環境の改善と一層の効率化という課題に対する弊社独自のソリューション提案として、AIを活用した汚れ分析や操業管理のDX化を展望した「SmartPapyrus(スマート パピルス)」製品の開発を進めております。ファーストステージの製品群については、国内大手製紙メーカー様を中心に採用を頂いております。

特徴・差別点等

1. オンリーワンの技術

 メンテックは約40年前に『製紙マシンの汚れ防止技術』を開発しました。現在メンテックの DSP 技術の普及率は日本で99%。DSP技術により、お客様である製紙工場に10%程度の生産性向上、消費エネルギーの削減で貢献しております。
 海外では、中国・台湾で60%以上、東南アジア・オセアニアで70%以上の普及率となっており、2019年にヨーロッパ、2020年にアメリカへ進出しました。日本発の地球に優しい紙作り技術を世界の製紙工場へ普及することにより循環型社会の発展に貢献しています。

2. 技術開発力

 メンテックの技術は、抄紙マシンの防汚コーティングという『薬品開発』をベースとして、それを効率的・効果的に適用する『装置開発』、及びそれらを効率的に制御する『システム開発』から構成されています。また、これらの技術の研究開発コンセプトはすべてオリジナルなもので、既成概念にとらわれず、幅広い技術分野を探索し最適な統合を模索していくという基本コンセプトに基づいております。
 技術開発の実績としては、紙パルプ技術協会の「佐々木賞」を過去2回(1995年、2020年)受賞。
 特許取得件数は国内22件、海外124件です(2023年9月末現在)。

最新鋭のカンバス汚れ防止・洗浄技術 FabriKeeper®️(ファブリキーパー)は2020年度の佐々木賞を受賞

3. 顧客との対話を踏まえたソリューション提供

 メンテックはお客様のマシン汚れに対して、薬品・装置・方法でソリューションを提供します。
薬品・装置の販売にとどまらず、装置のメンテナンスや薬品効果の定期フォローを行っております。マシン汚れ調査やお客様との対話を通じて、最適なアドバイスやご提案を行うことが可能です。技術開発においても、弊社エンジニアからの現場の声を最短で共有・反映させる環境を整えており、タイムリーに最適なソリューションの提供を継続しています。
 現在開発を進めている「SmartPapyrus(スマート パピルス)」においても、お客様が困っていること・出来るようになったら良いことを徹底的にヒアリング、調査し、試作機を導入いただいたお客様のご意見も踏まえながらお客様が本当に必要なシステムを追求しています。

4. 人財育成

 社員の能力・技術レベル向上はメンテックの競争力の重要な源泉の一つであります。入社時研修のほか、技術認定制度、必須および推奨資格取得時の受講料・受検料会社負担などを行っています。
また、社外研修や外部セミナーへの積極的な参加を勧奨しており、幅広く継続的な人財育成に取り組んでおります。