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株式会社TKS

株式会社TKS

株式会社TKS
岐阜県岐阜市木ノ下町2丁目4番地 TKS BLDG.
TEL: 058-248-5811
https://tks-gifu.jp

代表取締役社長 岩永 信幸

代表取締役社長 岩永 信幸

2025年 第3回更新認定

代表取締役社長 岩永 信幸
創業:1965年/設立:1994年
主たる事業:ファインバブル技術製品・その他の開発、製造、販売

1965年創業のTKS(岐阜市)は、水制御技術および超微細気泡の研究開発を中核とする企業です。2010年から、目に見えないほど小さな泡「ファインバブル」の研究に着手。翌2011年には市場に先駆けて節水・ファインバブルシャワーヘッドを発売した業界の先駆けです。以来、製品開発と基礎研究を並行して進めています。
長年培った技術を基盤に、陸上養殖を含む水産業、農業、医療分野など、幅広い領域で応用研究を展開。近年は「磯焼け対策」にも取り組んでいます。専門知識をお持ちの大学や企業との共同研究を通じて、科学的知見の蓄積を進めています。
ファインバブル技術の家庭向け活用例として、シャワーヘッド製品を展開。自社特許技術であるファインバブル発生機構「μ-Jet機構(ミュージェット)」を搭載し、第三者機関でエビデンスを取得。データを根拠とした作用と使いやすさに配慮した設計で、快適な生活環境の提供に貢献しています。
2025年にはタグライン「小さな泡を、大きな力に。」を策定。
暮らしと社会の双方に価値を届ける技術の開発に、今後も継続して取り組んでいきます。

特徴・差別点等

1. 小さな泡を、大きな力に ~ファインバブル発生機構について国内外で特許取得~

自社の特許技術である「μ-Jet機構(ミュージェット)」を軸とした研究開発、製品開発を行っています。
主要製品であるファインバブルシャワーヘッド(日用品)にとどまらず、「目に見えないほど小さな泡=ファインバブル」の可能性を追求しています。専門知識を持つ大学や企業との共同研究を通じて、水産・医療・農芸・食品など、さまざまな分野への応用に取り組んでいます。また、ダイカスト業界など工業分野でも活用されています。
▼ 研究実績の一部
【農芸】土壌障害の予防に関する特許を取得
【医療】糖尿病予防または改善を目指す特許技術
【水資源】硬水を霧化で軟化する技術
【脱炭素・水産業】酸素気泡を活用したウニの成長研究(P2G廃酸素の活用を想定した酸素曝気とUFBによるウニ蓄養実験)

TKSのファインバブル発生装置

2. 国産シャワーヘッドの開発から製造販売まで

「清流の国ぎふ」に育まれた企業として、ファインバブルシャワーヘッドの国内生産を継続しています。自社での組み立て・通水検査を徹底し、製品ひとつひとつに責任を持っています。
また、水制御技術の専門性を活かし、少ない部材でシンプルな構造とすることにより耐久性を確保。SDGsの観点からも、分別しやすく、リサイクルに適した構造になっています。さらに、組み立て工程の短縮設計により、材料費だけでなく人件費も抑え、結果として価格面でも安心いただける製品をお届けしています。

3. 業界の先駆けとしての経験とアドバンテージ

現在、ファインバブルシャワーヘッドは多くの企業が手がけていますが、当社は「2010年からのファインバブル研究」という、経験・時間面でのアドバンテージを持っています。
また、ホテル業界への導入では、施設運営における課題(人手不足・清掃時間短縮・水道代高騰)を深く理解しているため、単に製品を納めるだけではなく、施設側の業務改善に貢献するパートナーとして信頼をいただいております。

4. 新しいシャワー文化を想像する「+1(プラスワン)」の暮らしを提案

長年、毎日の生活に寄り添った製品を企画開発してまいりました。2024年からは「一人が複数台のシャワーヘッドを使い分ける」新たなシャワー文化を提案し、使い分けを前提とした「単一機能」シャワーヘッドを開発・販売しています。

5. プロフェッショナルの現場にも応える製品ラインナップ

施設向けには、清掃の効率化や節水など、現場の課題解決につながる製品を企画・製造しています。実際に大手ホテルチェーンでも導入され、最大約50%の節水効果やファインバブルによる美容作用が高く評価されています。さらに、施設専用の盗難防止ホースも開発。高価なシャワーヘッド導入後に発生した“盗難”という課題に対し、ユーザー視点での解決策を形にしました。

以上のように、同社の技術と販売力で今後は水産業や医療といった分野への貢献を目指し、更なる飛躍を目指す。