日本ウエストン株式会社 – 企業価値協会 Skip to content

日本ウエストン株式会社

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日本ウエストン株式会社
岐阜県岐阜市柳津町高桑 1-48
TEL: 058-279-0291
https://www.weston.co.jp

2023年 第3回更新認定

代表取締役 津川 崇臣
創業:1970年
産業用ウエス・タオル等のクリーニング販売

産業用のウエス、タオル、軍手、手袋、金属製フィルター、マットやモップなどの清掃用品などのクリー ニングと販売を行い、自動車産業を中心にお客様から高い支持を集める。
またAFF(American Fiber and Finishing・アメリカンファイバーアンドフィニッシング社)の日本国内の 正規代理店として、共同で航空特殊クロスの研究開発、および販売を行う。AMS3819の認定商品のため、 航空宇宙分野で使用できるスペックを持っており、航空産業分野でも高評価をもらう。
さらに、環境コンサルタントとして3R活動を提案、「物を活かす」橋渡し的なビジネスモデルを構築。
営業面でも、エンターテイメント工場見学でファンを増やす活動を行うなど特筆すべき点が多い。
また、社会福祉法人と連携して障がい者雇用の促進に大きく貢献している。

特徴・差別点等

1. 売上至上主義ではなく「お客様利益主導主義」

お客様が困っている全ての事で、あまり格好の良くない事を受けて、知恵でうまくこなし、小さい市場で無駄な競争を避けながら、規模の拡大ではなくお客様の利益の拡大に集中。結果として高い利益率を実現している。

2. 「三方良し」の考えを取り入れた「MOTTAIAI」精神のビジネスモデル

自動車産業の新車製造において、品質維持のために作業手袋などを使い捨てにしている。そのため自動車メーカーは廃棄物排出によるイメージダウンとコスト高という課題を抱える。それらを回収・リサイクルすることで地球環境保全に役立つという目的でお客様の利益に貢献。まだ使える商品を捨てるのでは環境負荷が高まるため、「MOTTAINAI」の精神の下で回収し、再利用できるものを洗浄し安価に販売しており、コスト削減を実現したい他の会社との橋渡しを行っている。
これにより売り手よし、買い手よし、会社よしのビジネスモデルを構築。業界全体としての廃棄物の削減にもつながる。
ウエスなどは置き薬方式で納品回収日程を全て月間・年間で決定、必要なものを必要な時に納品回収する体制を行い、お客様に過剰な在庫を持たなくて良いようにしている。

日本ウエストン株式会社

3. 卓越した増客の方法

日本ウエストン株式会社

営業プロセスの中に工場見学を組み込んでいる。同社は工場見学をエンターテイメントと捉えており、「環境と福祉のテーマパーク」と位置づけ、ライバルをディズニーランドと設定した感動の工場見学を実施。
また、販売担当者が訪問する部署は、資材・調達部門だけではなく、環境部門、生産技術、予算責任者、実際利用する現場のリアルカスタマーまで、商品に関わる全部門に対して商談を行う。

4. 障がい者就労施設との協働

「人を活かす」という理念から創業者が立ち上げた障がい者就労施設(社会福祉法人清穂会)をビジネスパートナーとし、手袋の穴あきチェックやウエス等の袋詰めやタオルのたたみ作業などを中心に依頼している。地域の障がい者雇用に貢献すると共に、特にインフラ整備の弱い精神障がい者の積極的に就労支援をしている。

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5. 環境保全、地域貢献活動に積極的にかかわる姿勢

日本ウエストン株式会社

2000年にISO14001を認証取得し、2015年版へも早い時期に更新取得を行う。
最近では、SDGsの目標達成に参加、またSBT認定も取得し二酸化炭素の排出削減に努めている。地域電力会社と連携し、現在はCO2フリー電力を調達している。
会社の文化となりつつある地域清掃活動も20年以上継続しており、周辺に住まわれている方々へ、この場所で事業を行わせていただいている感謝の気持ちを体現している活動である。
廃水処理システムも自社で運用しており、その一つとして微生物を利用したEMBCシステムを完備している。
このシステムで処理された水は洗浄水として再利用できるため、井水の汲み上げ量を削減してもらえる。
また、廃水処理で発生した汚泥は、コンクリート原料などとしてできる限り廃棄物が出ないように配慮している。

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